今住んでいるチェンマイの自宅の庭には、元々は日本芝が植えられていた。
引っ越してきてしばらくの間はとてもきれいな状態だったのだが、だんだんと時間がたつにつれて雑草に負けてしまい、草刈りをした後は芝がほとんどなくなって土がむき出しになってしまった。
チェンマイでやはり一戸建てに住むお友達から「芝を植えるなら日本芝ではなくマレー芝にしたほうがいいですよ」と教えていただき、季節を選んで(雨季のほうが土が柔らかくなっていて作業しやすく、水やりも頻繁でなくて楽)少しづつ芝の貼り替え作業をしている。
だが、1人でやっていてもできる範囲におのずと限界があり、気持ち的にもぜんぜん楽しくないので、ちょうどカミさんが日本から来るタイミングを狙ってやることにしており(笑)、特に今回はいつもより広い面積の芝の貼り替えを一気に行うことにした。
手を付けたのは、家のエントランスの前の部分だ
細く針のように伸びているのが、元々植わっていた日本芝だ。
自宅の庭は2か所に分かれており、今まではメインの庭のほうの芝の貼り替えをしていたのだが、今回はずっと狭く2人ならばいっぺんにできそうなこのサブの庭に手をつけることにした。
まずは、貼り替えの材料を買いにチェンマイ市内北部にある草木専門のカムティエン市場へと向かう。
いつも購入している店なので、若いご主人とはもう顔なじみだ
買って来たマレー芝
実際には、写真の3倍くらいの量を買った。
もちろん土も合わせて買った
いつもは芝と土だけ買うのだが、今回は肥料もおすすめされたので買ってみた
「結構強い肥料だから、まく時はほんの少しでいいよ」と店のご主人は言っていたが、加減がよくわからないぞ。
準備は整ったので、雨が降らないうちに早速作業にとりかかる。
まずは、生えている雑草を下の土ごと取り除く
石やコンクリートなどがゴロゴロ出てきて作業しにくい
表面の土のすぐ下がこんな感じなのはメインの庭も同じなのだが、おそらく家を建てる時に大家さんがお金をケチったのだろう。
まあ、自分が住む家じゃなければこんなもんだよね。
出たガラは、 手箕(てみ) に入れて家のすぐ脇にある空き地に捨てる
この手箕(てみ)も以前カムティエン市場で購入したのが、本体は古タイヤ、持ち手はゴムホースを流用していてなかなか面白い。
続いて、買って来た土を投入していく
右と下の黒っぽく見える部分が新たに入れた土だ。
芝生屋では4袋100THB(約330JPY)と5袋で同価格の2種類の土を売っていて、以前後者を買ったら明らかに質がよくなかったので、それ以来前者を買うことにしている。
1袋で5THBしか違わないので、悩むような額じゃないし。
土をザッと平らにならしたら芝を乗せて軽く踏み固める
芝は幅40~50cm、長さ1mほどのマット状にカットされている。
なので、ただ並べて置いていくという感じそれほど大変な作業ではない。
芝を敷いたら、上から目土をまいてならしていく
最後に肥料をパラパラッとまいて散水すれば作業終了だ
このあと2週間ほどは朝夕の涼しい時間帯に水やりをするのだが、この時期のチェンマイは雨が多いのでそれほど細かく気にする必要はなく、土の様子を見て乾いてきているようだったら水をまくといった感じだ。
マレー芝がいいのは、日本芝と違って根づいてしまえばその間から雑草がほとんど生えてこず、以降の手入れがすごく楽なのだ。
芝自体は伸びてくるので時々刈らなければならないが、それは庭師にまかせることにしている。
エントランス前の庭は家を出入りする時に見える場所なので、草ぼうぼうなのはずっと気になっていたのだが、マレー芝を植えたことですっきりときれいになり気分がまったく違った。
庭全体の広さから言ったらマレー芝に変わったのはまだ2割程度だろうが、これからも少しづつ貼り替えていきたい。
コメント
うちもマレー芝ですよ。
成長ツルが伸びて来たら、
ハサミで節ごとに切って、土に箸で穴を開けて差し込んで置けば、直ぐに根を張って増えるので楽です。
スラポンさん、コメントありがとうございます。
やはりマレー芝ですか。
おっしゃる通り、成長が早くて雑草とかもに負けないしタイには日本芝より向いてますよね。