1年半ぶりのTG676便で日本に一時帰国
3か月半ほどのチェンマイ暮らしを終えて、日本に一時帰国する。
一昨年までは1年の大半をチェンマイで過ごし日本に戻るのは年2回、合わせても1か月半程度の一時帰国だったのだが、今は3ヶ月チェンマイ2ヶ月日本という感じになっている。
色々と個人的な事情もあるので、まあしかたがない。
このところ日本との往復ではZG(ジップエア)のフルフラットを利用することが多かったのだが、何だか急に料金が高くなってしまいFSC(フルサービスキャリア)のビジネスクラスとの差がたったの5万円ほどしかなくなってしまった。
この程度の金額差だとZG(ジップエア)のコスパの悪さが際立ってしまいまったく乗る気にはならないので、今回はTG(タイ航空)のビジネスクラスに乗ることにした。
TG(タイ航空)バンコク-成田間は多いと1日3便飛んでいるのだが、調べたところTG(タイ航空)のサイト直で買うよりもTrip.comのほうが値段が安く、その中でも最安値だったバンコクを朝8時に出るTG676便を使うことにした。
調べてみたら、このフライトはほぼ1年半ぶりだ。
前日の昼頃の便でチェンマイからバンコクに移動、空港直結の乗り継ぎ用ホテルハイアットリージェンシーに泊まって朝6時にチェックアウトして空港に向かった。

スムーズなチェックインとファストトラックでラウンジへ直行
早朝のスワンナプーム空港は常に多くの人でにぎわっている

TG(タイ航空)のビジネスクラスとファーストクラスのチェックインカウンターは、入口を背にして一番左の端のブロックに位置している

ファーストクラスはラウンジスタイルの完全に隔離されたエリアになっていて、入口に待機しているスタッフにパスポートと荷物を預ければ後はすべてやってくれるので客はただ座って待つだけだ。
一方ビジネスクラスのチェックインカウンターはイス以外は普通な感じ

チェックインはあっという間に終わるが座って待つ

チェックインカウンターのすぐ背後にはファストトラックの入口があって、以前は手荷物検査と出国手続きはその中で行われていた。

ところが、今回はこちらを使うことができずチェックインカウンターの奥に進むよう指示された。
突きあたりには「temporary(仮)」と書かれたファストトラックの案内が出ていた

どうやら、元々のファストトラック入口は一時的に使えなくなっているようだ。
しかし、入口が完全にふさがれているわけではなくスタッフも座っていたので、もしかしたら一部の人は通れるのかもしれない。
なぜこんな運用になっているのかはわからないが。
ともあれ仮の入口からファストトラックを通過すると、手荷物検査と出国手続きはいつも通りの場所で行われていてスムーズに通過できた。
出国手続きを終えて制限区域に入ると、目の前にラウンジへの案内が出ている

エスカレーターを降りるとそこはラウンジのカウンターになっている

チェックインをしてラウンジの中に入って、搭乗時刻までノンビリ過ごした。

乗客のほとんどが欧米人。こんなの初めて
通常TG676便の搭乗ゲートはコンコースDが使われていて、これはラウンジを出た真ん前なので搭乗時刻ギリギリまでラウンジに滞在することができる。
この日も搭乗券にプリントされていたゲートはD3だった。
搭乗時刻ピッタリにラウンジをで出てゲートに向かう

ゲートには、すでに搭乗機が駐機していた

ちなみに、TG676便には朝6時ごろロンドンから到着するボーイング777-300型機が使われる。
ボーディングは、以前もクラス分けはされていたもののスタッフがボードを掲げるだけだったためエコノミークラスの客がゲート前をふさいでしまい、それを押しのけて先に進まなければならなかった。
が、最近ではキチンと上級クラス専用の通路が作られスムーズな搭乗になっている


タイ航空TG676便は、最近では珍しいファーストのある3クラスでの運航だ。
とはいえ、ビジネスクラスのキャビンは他の機材と変わらない

自分はかなり後のほうに乗り込んだのだが、機内を見回してビックリしてしまった。
乗客のほとんどが欧米人だったのだ。
それも中高年で、ご夫婦なのだろう2人組が中心。
日本人が少ないのはもう何年の前からだが、その場合でも多くの乗客はタイ人でこんなに欧米人ばかりなのは初めてだ。
スターアライアンスでアメリカ方面への乗り継ぎかとも推測したのだが、いざ成田空港に到着したら乗り継ぎに向かう客はほとんどおらずどうやら日本が目的地のようだった。
日本に遊びに来る外国人が増加しているのはもちろん知っていたけれど、もしかしたらヨーロッパ方面から南回りで飛んで来てるのかしら。
TG(タイ航空)が、バンコク経由日本行きのビジネスクラスのチケットを安く出しているのかもしれないな。
そんなことを想像しながら、席につく

シート自体は、TG(タイ航空)の大型機材に共通しているタイプだ。
頭の脇にはコントローラーとコンセントに物入れ


一番右の円形は、手元灯の明るさを調節するためののもの。
モニターは大きくて見やすい

モニター下の足を入れる部分はジップエアやキャセイに比べると広い


シートの上にはあらかじめブランケットやヘッドホンが置かれていた

席について一息つくと、CAさんが来て「ミスター**、本日のご搭乗ありがとうございます。ウエルカムドリンクは何になさいますか?シャンパンもあります」と声をかけて来た。
前回は名前で呼ばれることがなかったが前々回はあったので、その辺はCAさんによるのかもしれない。
さすがに朝っぱらから酒を飲む気にはならないのでオレンジジュースにする

今回はそれにタイスイーツが添えられていた

今まではなかったサービスで、期間限定の特別なものかも。
オレンジジュースを飲みながらリラックスしていると扉が閉まって、離陸への準備が整った。
グッバイウェーブを眺めながら滑走路へと向かう

【動画】タイ国際航空TG676便のビジネスクラスのシートから見たスワンナプーム空港離陸
和食は代わり映えせず飽きたので洋食をチョイス
搭乗機のタイ航空TG676便は離陸後順調に上昇を続け、ほどなくでして巡航高度に達した。
眼下にメコン川が見えラオス上空に入った頃、CAさんが食事の準備を始めた

今までは搭乗予定日の数日前になると希望の機内食をたずねるメールが送られて来て、それに回答する形でメニューを決めていた。
が、今回はそのメールは届かず搭乗後にメニューが配られることもなく、ウエルカムドリンクが出されるタイミングでCAさんから口頭でメニューを告げられそれに答えるというスタイルだった。
選択肢は、タイ料理(お粥)、和食(弁当。CAさんも「ベントー」と言っていた)、洋食(オムレツ)の3種。
TG(タイ航空)の和食の弁当は、この2~3年まったく同じ内容で味もまあそこそこというレベル、これから日本に戻る自分にとっては特に魅力的というわけでもないので洋食を選択した。
食前酒のかわりはアップルジュース

しばらくすると前菜を乗せたトレイが置かれた

メニューがなく正確な料理の名前がわからないので、以下一部は推測。
フルーツプレート

揚げた麺のようなものにオートミールをかけたもの

パンはクロワッサンとロールの2種をいただく

バターのほかに瓶入りのジャムとマーマレードがついてきた

しばらくするとフルーツが乗っていた皿が下げられ、そこにメインディッシュが置かれた。
チーズ入りオムレツとアスパラガスのソテー

下には何かの葉を柔らかく煮たようなものが敷かれていたが、味がほとんどなかったので手をつけなかった。
オムレツ自体の味は悪くなく、朝ご飯(食事が出たのはタイ時間で9時すぎくらい)としてはちょうどよいボリュームだった。
食後はコーヒー

TG(タイ航空)のコーヒーは、以前はただ苦いだけで香りもほとんどないだけの黒い液体といった感じだった。
が、国内で豆の栽培が普及しておいしいコーヒーが飲めるようになったのと関係があるのか、最近ではすごくまともなものが出てくるようになった。
これなら、おかわりしてもいいくらいだ。
食事が終わってしばらくすると機内が暗くなり、自分も寝てしまった。
いつも遠すぎる成田の到着ゲート
タイ航空TG676便は順調に飛行を続け、成田到着の1時間半ほど前には機内の照明が明るくなった。
ほどなくして、アイスクリームが熱いおしぼりとともに供された


さらに着陸態勢に入る前にはチョコレートも

搭乗時にプレゼントされたタイスイーツとともに、今までにはなかったサービスだ。
近年タイでもカカオ栽培が盛んになり、それに伴ってタイ産チョコレートも作られている。
自分が暮らしているチェンマイでも地元産のクラフトチョコレートがたくさん売られており、かなりの高価格にもかかわらずお土産として人気を集めている。
タイとしては新たな産業として育成していきたい目的もあるのだろう、PRを兼ねて提供しているものと思われる。
-***-
この日は偏西風に後押しされて、成田空港には予定より30分近い早着だった。
【動画】タイ国際航空TG676便のビジネスクラスのシートから見た成田空港着陸
TG(タイ航空)のフライトは、通常成田空港第一ターミナルの第4サテライトを利用する。
ここは第1ターミナルの中でも最も入国審査&預け入れ荷物受け取りエリアから離れているのだが、この日のTG676便は中でもその突端(=本当に最も遠い)44番ゲートにスポットインした。
入国審査までは10分くらい歩かされる

この階段まで来ると「日本に戻って来たな~」という気がする

この時間(午後3時から4時にかけて)の成田空港は比較的空いている。
入国審査もまったく待ち時間がなく通過して、預け入れ荷物が出て来るターンテーブルに着く。
まだ荷物は出て来ていなかった

しかし、5分も待たないうちに自分の預け入れ荷物が出て来て受け取ることができた。
荷物が先に出ていると、ビジネスクラス以上の客のものはスタッフによってターンテーブルから降ろされて一か所にまとめて置かれているので楽なのだが、今回はそれもなし。
この後はVisit Japan Webを使ってあっという間に通関、ロビーに出ると車で迎えに来てくれていたカミさんと落ち合って自宅へと向かった。
この時間(成田着が15時過ぎ)だとギリギリ夕方の交通渋滞に巻き込まれることもないので、快適なドライブだ。



コメント