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【カトマンズ】清潔な店内で南インドのスナックを堪能できるチェーン店「アンガンスイーツ」

カトマンズのアンガンスイーツ ネパールの旅
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カフェがわりにも使える人気の南インドスナック店

自分が住むタイのチェンマイ同様、ネパールの首都カトマンズにもカフェが増えている。

イギリス植民地だったインドの影響で以前はお茶(紅茶)ばかり栽培していたところにコーヒー栽培が伝わり今ではネパール産の豆も出回るようになってきたことに加え、マオイスト(毛沢東主義者)による内乱、コロナ禍が終わり登山やトレッキング客を中心に外国人旅行者も戻り、ますますその数は多くなっている。

自分が住んでいた1980年代末とは、隔世の感があるね。

そんな時代の変化に伴って、インド・ネパール式のスイーツやスナックを食べながらチャイを飲む昔ながら存在するローカルカフェ(?)にも新たな風が吹き始めている。

南インド系スナックのこじゃれたチェーン店が増えて来ているのだ。

清潔な店内と飲食物でノンビリとしたひと時が過ごせるので比較的裕福なネパール人を中心にどこもにぎわっているが、中でも自分がしばしば利用するのが今回紹介する「アンガンスイーツ(ANGAN SWEETS)」だ。

スイーツだけでなくしっかりとした食事も取れるので時間に関係なく利用でき、居心地もいいので現地の友人たちともしばしば行くお気に入りの店になっている。

市内に数軒あり気軽に立ち寄れる

「アンガンスイーツ(ANGAN SWEETS)」は、カトマンズ市内中心部にはないが、リングロード(環状道路)に近いやや郊外に10店舗ほどを構えている。

自分が一番よく利用するのは、パタンに行く途中のバグマティ橋近くにあるトリプシュワーラー店だ。

外国人旅行者でも入りやすい外観で、看板のインド人(?)のイラストもかわいらしい。

カトマンズのアンガンスイーツの外観

店に入って階段を少し降りた半地下のような場所にある店内は、外から想像するよりもずっと広い。

カトマンズのアンガンスイーツの店内概観
カトマンズのアンガンスイーツのイス席

客席エリアからキッチンの様子が見えるようにガラス張りになっているのだがさすがネパール、こういうお店でも本格的なタンドール(焼き釜)を使っている。

カトマンズのアンガンスイーツのタンドール

中華やピッツアもあるがおすすめは南インドのスナック

「アンガンスイーツ(ANGAN SWEETS)」のメニューには、膨大な数の料理、スナック、スイーツなどが載っている。

カトマンズのアンガンスイーツのメニュー

北インドから始まって、南インド、中華&コンチネンタル、果てはピッツアまで何でもあると言った感じだ。

思い切りお腹がすいているならターリー(インドカレー定食)とかもいいかもしれないが、やはりここでは南インド系のスナックがおすすめだ。

自分はいつも現地の友人と一緒に行くので注文は基本的におまかせなのだが、バラエティ豊かにしてくれるとこんな感じになる。

カトマンズのアンガンスイーツの料理概観

メインはドーサ(南インド式クレープ)。

カトマンズのアンガンスイーツのドーサ

中身によって10種類くらいあるので、大人数で行くと色々食べ比べられて楽しいかも。

いつも、サンバル(南インド式スープカレー)と一緒に食べている。

カトマンズのアンガンスイーツのサンバル

他の南インドのスナックの定番といえばウタパム(お好み焼き)だろうか。

カトマンズのアンガンスイーツのウタパム

これも具材のバリエーションが複数ある。

ほかにはイドゥリ(蒸しパン)やワダ(西インドが本場の豆生地ドーナツ)などをサンバルに浸しながら食べる(それだけだとあまり味がないので)と結構お腹がいっぱいになる。

カトマンズのアンガンスイーツのイドゥリ
カトマンズのアンガンスイーツのワダ

上記もほぼすべてがスナックなのだが、さらに軽い(?)ものとしてはライタ(ヨーグルトサラダ)やジャレビ(ネパールではジェレミーと呼ばれる砂糖シロップ漬けの揚げ菓子)などもおもしろい。

カトマンズのアンガンスイーツのライタ
カトマンズのアンガンスイーツのジャレビ

ただし、ジャレビはメチャクチャ甘いので覚悟が必要。

旅行者はラジンパット店のほうが行きやすいかも

近年は東京にも数多くの南インド料理店があり今回紹介したようなスナックを出す店も少なくない(自分は一時帰国した際はプチドライブがてら千葉県の店によく行く)が、まだまだ日本人にとってはなじみが薄いのがこのジャンルだろう。

もし、カトマンズに来たらぜひこういう少々変わり種にもチャレンジしてみてほしい。

英語のメニュー完備で店内も非常にきれいなので、現地の衛生状態に不安を感じるような人でも安心だ。

旅行者には、街のやや北にあるラジンパット店のほうが利用しやすいかも。

こちらの店舗のほうがさらに高級感があり、現地に住む外国人の利用も多い。

自分も周辺に住むお友達の家におじゃまする時に手みやげを買ったりしている。

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