足をねんざして丸2日ホテルから動けず
自分が住むチェンマイにも少し似たインドネシア、ジャワ島にある古都ソロ(スラカルタ)の旅。
2週間ほどのゆったりとした日程でヒンドゥー教の遺跡を見学したり街の中をウロウロしたりして楽しんでいたのだが、もう間もなくチェンマイに戻るというある日の朝、ホテルのエントランスで転倒してしまった。
幸い骨折はしておらず、病院で足首をサポーターでぐるぐる巻きにしてもらって痛み止めの薬などをもらって落ちついたものの、足をつくことができないのでまともに歩くことができず、チェンマイに戻るまでの丸2日間をホテルで過ごすことになった。
旅の予定は吹っ飛んでしまったが、「これはもしかしたら、神様が“お前はもう一度ソロ(スラカルタ)に来るのだっ!”と言っているのかもしれない」と楽観的に考えることにして部屋でノンビリと本を読んだりパソコンをいじったりしていたものの、動かなくてもお腹は空く。
幸い宿泊していたノボテル・ソロは、アコーグループに属する大型の国際クラスのホテルであり、ルームサービスもあったので結局それを食べることになった。
最初の夕食でホテルのホスピタリティに触れる
ねんざをしたのは朝早くで、病院から戻ると営業時間を過ぎていた朝食会場のレストランに自分用の朝食を残して置いてくれて(上記ブログ記事参照)、結構ガッツリ食べてしまったのでその後はぜんぜんお腹が空かずランチはパス。
夕方になってようやく食事をとる気になったので、早めに電話で料理を注文した。
20分ほどすると女性が食事を運んできてくれたのだが、オーダーしたのは2種類だったのにテーブルの上にはなぜか皿が3つ置かれた。
「あれっ?」と思ってテーブルの上に並んだ料理を見てビックリ!
何と、カップケーキに「早くよくなりますように」というメッセージが添えられていた。
たぶん、朝食などの面倒を色々とみてくれたマネージャーと思われる女性が、レストランのスタッフに「***号室の客からルームサービスのオーダーが入ったら、作って出すように」と指示したのだろう。
インドネシアのたいして外国人旅行者が多くないソロ(スラカルタ)で、いくら国際的ホテルグループのアコーに属しているとはいえ、ここまで細かな気づかいをしてくれるのがうれしすぎる。
こころなしか、足の痛みも軽くなるような気がした。
ちなみに、この日の夜に食べたのはフェスティバル・ナシゴレン・カムビン(ホテル特製ラム肉のインドネシア風チャーハン)とエビ春巻きだ。
翌日は朝食もルームサービスにしてくれた
ケガをした翌日の朝食は特に何も話をしてはいなかった。
もともと自分はチェンマイに住んでいる時も朝はコーヒーにフルーツ、せいぜい食べてもあとはクロワッサン1個程度なので抜いても構わないし、もし小腹が空けば近所のコンビニで買ってあったビスケットでも食べればいいか、と思っていたのだが、8時半ごろに部屋のチャイムが鳴った。
「ルームクリーニングかな?」と思いながら痛い足を引きずってドアを開けたら、サービスワゴンと一緒に女性スタッフが立っていた。
自分の顔を見ると「朝食をお持ちしました」と言って(たぶん。英語ではなかった)、ワゴンを押して部屋に入って来て、テーブルの上に皿を並べた。
これもたぶんマネージャーの女性が手配したのだろう、昨日食べたのとほぼ同じメニューが並んだ。
フルーツがたっぷりついていて、朝から満腹になってしまった。
ほとんど身体を動かしていないので、これだけの量を朝に食べてしまうと日中はぜんぜんお腹が空かず、ランチは抜き。
インドネシアでは料理にご飯がつくのはデフォルト?
明日はチェンマイに戻るので、これが今回のインドネシア旅行で最後の夕食になる。
丸2日ほとんど脚を動かさずに休養し、痛み止めなどの薬も効いたのか夕方近くになると何とか脚を普通に地面につくことができるようになった。
が、もちろん外に出るようなパワーはなく、夕食もルームサービスだ。
ノボテル・ソロのルームサービスのメニューはそれほど多くない上に、せっかくなのでインドネシア料理を……と思ったらかなり選択肢が限られてしまったのだが、なるべくバランスよくしようとこんな組み合わせになった。
ミーアネカラサ(インドネシア風炒麺)
トラディショナル・ソトアヤム(インドネシア風チキンスープ)
なぜかメニューにはないご飯があった。
外でサテを食べた時にも何も言わなくてもご飯がついてきたし、インドネシアの料理はご飯つきがデフォルトなのだろうか?
スープも結構量が多く、さすがにご飯は食べきれなかった。
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