インドネシアのジャワ島中部にある、チェンマイにも少し似た雰囲気を持つ古都ソロ(スラカルタ)の市内にある観光スポットは、今回泊まったホテルのノボテル・ソロからほぼすべてが徒歩圏内にある。
だが、自分が当地を旅した時期はチェンマイ(タイ)でいうとちょうど酷暑季にあたり、あんまりハードに街を歩き回ると熱射病など健康を損ないそうな気候でもあったので、とりあえず2日をかけてゆっくり観光することにした。
で、まず一番最初に訪れたのは、ラジャ・プスタカ博物館だ。
この博物館は、遊園地や民族舞踊が見れるらしい劇場などいくつかの施設があつまった公園のような場所の中にある。
ホテルからだと、ほんの数百メートルしか離れていないのだが、ちょうどこの時は通りが大規模な工事中で横断することがままならず、かなり遠回りをして博物館のある公園の入口にたどり着いた。
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館のある公園の入口](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040371.jpg)
公園の中には遊園地に来た子供相手の露店などが出ていて、それを見ながら博物館へと向かう。
ラジャ・プスタカ博物館はこじんまりとした建物であった。
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の概観](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P_20170917_102712.jpg)
入口の周囲には、大きなガネッシュの石像や仏像、石臼のようなものが置かれている。
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の入口](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040377.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館のガネッシュ像](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P_20170917_102355.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の仏像](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040376.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の石臼](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040378.jpg)
建物の内部は結構広く、相当歴史が古そうな仏像や宗教用具をはじめ、インドネシアらしいデザインのお面や人形、古民具のようなものまでが雑多に展示されていた。
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の内部](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040372.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館のパペット](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P_20170917_101717.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の木像](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P_20170917_102144.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の仏像](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040375.jpg)
内部は写真撮影が自由だったので、印象に残ったものをデジカメに収めたが、後でよく見てみると自分はずっと密教系の仏具だと思っていた磨鈴や五鈷杵のようなものもあって、これらはジャワ島の仏教にも取り入れられていたのだろうか……
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館のヒンドゥー神像](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P_20170917_102234.jpg)
![インドネシア、ソロ(スラカルタ)のラジャプスタカ博物館の仏具](https://chiangmai-life.net/wp-content/uploads/2019/07/P1040374.jpg)
やはりこの街を訪れる外国人旅行者は少ないのか、博物館の内部には地元の学生たち以外を見かけることはなく、時々英語の練習台がわりなのかいきなり話しかけられたりはしたものの、静かな雰囲気の中でジャワ島の文化遺産をゆっくりと鑑賞することができた。
ただ、ヒンドゥー教関連のものがほとんどなので、自分にとってはまったく目新しいものに接するという感じではなく、「へ~っ、これってインドからはるか離れたこんなところまで渡来してたんだ……」というような感想をいだくものが多かったが。
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