どんなホテル?
タイの首都、バンコクのメインの国際空港であるスワンナプーム空港ターミナルと直接結ばれている、いわゆるエアポートホテル。
台湾の桃園国際空港のエアポートホテル同様、フランス系ホテルチェーンのアコーグループが経営している。
ブランドの「ノボテル」は主に中級クラスのホテルに対して使われている(最上級はソフィテル)が、空港直結というメリットを独占しているからか、値段的にはかなり強気の設定でその意味では高級に分類できるかも。
ロケーション&アクセス
スワンナプーム国際空港ターミナル直結。
空港からホテルまでは専用道があり徒歩でも行けるが、いったんエアポートリンク(空港鉄道)の駅がある地下まで降りなければならず、荷物を持っての移動は大変なので、シャトルバスを利用したほうがよい。
空港の到着ロビー4番出口の脇あたりにホテルのブースが出ているので、そこで係員に予約している旨を伝え案内を待とう。
シャトルバスといってもただのワンボックスカーで、15分ごとに空港とホテルを往復しているとのこと。
ホテルは空港に隣接しているのだが、車は空港内の道路をグルグルと周回して5分くらいかかってホテルのエントランスに到着する。
TEL:02-1311111
WEBSITE:https://www.accorhotels.com/
エグゼクティブルームは乗り継ぎではもったいない
ホテルに到着して以降は普通のホテルと何ら変わらない。
広大なロビー中央付近に独立したチェックインカウンターの島があるので、そこで手続きする。
この時はエグゼクティブ・ルームを予約しており、このカウンターでバウチャーを見せると、「エグゼクティブ・ルームにお泊まり方は専用カウンターがありますので、そちらヘどうぞ」と言って、わざわざ少し離れたところにあるエグゼクティブ・ラウンジまでエスコートしてくれた。
夜遅かったせいか、ウエルカム・ドリンクも冷たいおしぼりも出なかったが、ゆったりとイスに座り手続きが済むのを待つ。
ちなみにエグゼクティブ・ルーム宿泊客は朝食もこのエグゼクティブ・ラウンジで一般客とは別に取るようになっている。
翌日のフライト時間を確認し「出発時刻の1時間前(チェンマイ行きの国内線利用だったので)までに空港でチェックインしてください。ウェイクアップコールは必要ですか?」などと聞いてくれた上、12時間(実際にはそんなに滞在しないのだが(笑))使えるwi-fi接続のID&PWもくれた。
ラウンジ出入口脇のエレベーターで案内された部屋は最上階(5階)。
16畳くらいはあろうか広々としたワンルームで、このクラスなので当然だがとてもきれいだ。
バスルームもとてもゆったりとした造りで、シャワーブースはセパレートされている。
ベッドルームとはガラスで仕切られ、向こう側が見渡せる(ブラインドで目隠しできるようになっている)のは、ちょうどその1カ月前ほどに泊まった中国・北京のリージェント・ホテルでもまったく同じだが、このような造りが流行っているのだろうか……。
シャンプー、石鹸、その他アメニティはすべてクールミントで統一されており、すごくさわやかなカンジがする。
飛行機で降り立った客には、とっても合っていると思う。
ハミガキセット(マウスウォッシュ付)やひげそりなど、トランジット客に必要なものもすべて用意されており、どういう客がここを利用するのか考えて色々なサービスを構築していることがわかる。
また、部屋によっては空港のターミナルビルがとてもよく見えることがあり、空港(飛行機)マニアにとってはたまらないかも。
ある年に宿泊したのは、たまたまクリスマス(12月25日)。
東京から搭乗した飛行機ではまったく何の特別なサービスもなくがっかりだったが、何とこのホテルではベッドの上にお菓子の入った小さな長靴型のギフトが置かれ、ウエルカム・スイートもサンタの形をしたチョコレートだった。
そうでなく普通の日であっても、テーブルの上にはウエルカムフルーツやスイートが置かれている。
ゆったりとバスタブに浸かって移動の疲れをほぐし、バスローブに着替え備え付けのポットでコーヒー(日本茶もある)を飲んでからメールなどをチェックしていたら、眠りにつけたのは2時近くであった。
翌日は5時半に起床。
お腹がまったく空いていなかったので、24時間営業だという朝食はパスしてチェックアウト、来た時と同じようにワンボックスカーで空港に送ってもらう。
車に乗り込む時に航空会社を聞き、一番近いゲートの前で降ろしてくれるのも荷物が多い自分のような人間にはうれしいサービスだ。
眠れたのは実質3時間半程度だったが、そんなことはまったく忘れるくらい疲れも取れて気分もすっきり。
さわやかな気分でチェンマイへと向かった。
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