場合によっては現状とそぐわない可能性がありますのでご留意ください。
昼間は、インド人街を散策してインド料理のランチを楽しんだ。
いったんホテルに戻ってチェンマイの自宅にはないバスタブにゆっくり浸かってくつろぎ、一休みし後今度は夜の会食だ。
前夜も付き合ってくださったお友達からこの日お誘いいただいたのは、エカマイにある「一味膳」という和食の店だ。
TEL:093-893-2893、02-714-2212
スクムビット通りのソイ61というあまりメジャーではないソイ(路地)を進みさらにそこから伸びる、日本人向けの飲み屋がポツンポツンと建つ薄暗い小道ををずっと入って行った先にあり、初めての人はなかなか行きずらいロケーションだ。

店のエントランスは、東京なら神楽坂とか四谷三丁目の裏のほうとかにありそうなたたずまい。
誰かに連れてきてもらわないと、ポッと入るのには勇気がいりそうだ。

この日は当然お友達があらかじめ予約を入れ、運転手付きの車で連れて行ってくださったので道に迷うこともなく店内に入ってもそのままスムーズに個室に案内された。

この写真だけだったら、「ここは東京です」と言っても誰もわからないんじゃない?
お店は「魯山人風、喰切料理」と銘打って、懐石風の手の込んだ料理をほんの一口二口づつだがバリエーション豊かに提供してくれる。
メニューなどにはどこどこ(地名)風とは書いていないようだが、味付けは全体的に薄く関西系と言ってもいいと思う。
お友達によれば、メニューは「旬のおまかせ」と名づけられたコース料理のみで予算によって何種類かが用意されているそうだ。
まずはビールとともに突き出し

姫あわびうま煮

焼きタラバ蟹

ビールのジョッキが空になったところで日本酒に切り換えようということになったのだが、女性スタッフが店のラインナップをずらりとテーブルに並べて選ばせてくれた。

出て来た銘柄も日本の結構いい和食店とそん色ない。
本日のお刺身盛り合わせ

菜の花辛し和え

うに豆腐

真鯛かぶと煮

鴨肉の漬け焼き

鮪の辛し酢味噌

秋刀魚南蛮漬

めごち天ぷら

食事は、蕎麦といくらご飯の2種


個人的な印象としては、自分が日本に住んでいた時に頻繁に食事をしに行っていた新宿西口にある「なだ万賓館」の料理に系統はかなり近く感じられた。
料理の種類と量はこちらのほうがぜんぜん多いが。
おいしい料理に舌鼓を打ちつつ日本酒もいただいて、日本にいる時とほとんど変わらないようにお友達との話が盛り上がった。
バンコク(タイ)の物価を考えれば当然破格の値段ではあるのだが、日本でこれだけのレベルの雰囲気と料理の店で食べることを考えれば非常にお得感があると思う。
やっぱり、バンコクの日本食はコストパフォーマンスが高いなあ。
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