サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です
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【チェンマイで暮らす】街なかの美容室で日本から持って来た薬剤を使って白髪を染める

チェンマイの街なかにある庶民的な美容室 医療・健康・美容
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日本に住んでいる時からだが、チェンマイでも最低月に1回は白髪を染めている。

歳をとって来れば白髪が増えるのは自然なことだしそのまま放っておいても別にいいのだが、ロマンスグレーとか言えるようにきれいに銀色に(白く)なるならまだしも、自分の場合は生え際だけが白くなってまったく美しくない。

見た目(ルックスや容姿という意味ではない。どちらかというとこざっぱりとした服装や身だしなみと言ったほうがいいだろうか)が特に重要なこの国では、自分の髪の色は何となくみすぼらしく見えてしまうような気がして、白髪が目立ち始めるとなるべくすぐに染めるようにしている。

いつも白髪染めをしているのは、チェンマイの街の至るところにあるごくごく普通の美容室だ。

ホンテウ(タイ式タウンハウス)の1軒が店舗になっている。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室外観

中はこんな感じ。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室の店内

イスの奥に見えているラタンのチェアは、マニキュア・ペディキュアをするお客さんが座る用だ。

タイの美容室は、マニキュア・ペディキュアだけをやりに来る女性も結構多い。

店内は、チェンマイ(タイ)らしく雑然としている。

何も知らない日本人が見たら、ビックリしてしまうかも(笑)

客の座るイスのすぐ脇にはいろいろな道具類が置かれている。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室の棚

最上段にはブラシがたくさん立てかけてあるが、その下の2段は常連客がよく使う、自分のお気に入りのヘアケア商品などを預けていたりする。

タイの庶民的な美容室では、当たり前の習慣だ。

鏡の前には何やら怪しげな毛生え薬的な商品もある。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室のヘアケア商品

イスの脇には日本でも美容師さんが使うような、ドライヤーをはじめとする道具類を入れておくキャスターが置かれているのだが、このゴチャゴチャ感がタイらしい。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室のキャスター

さて、実際の白髪染めだが、日本と何が決定的に違かというと、染めるための薬剤は自分で持ち込むということだ。

もっと高級な店だと、薬剤も揃っていたりするのだが。

白髪染めの薬剤はスーパーマーケットやタラート(市場)の化粧品屋、ドラッグストアで普通に売られている。

最近では、2012年に現地法人が設立されたビゲン(ホーユー)ヘアカラーもよく見かけるようになった。

が、値段は日本のディスカウント・ドラッグストアで買うのと同額、あるいはブランドによってはそれよりもかなり高いことが多い。

そして、何よりも自分にとって一番不満なのは、色のバリエーションがすごく限られていることだ。

ブラックがほとんどで、あとはせいぜいダークブラウンかブラウンどまり。

日本のように明るい茶色のライトブラウンとか、赤みの強いレッドブラウン、ピンキッシュブラウンなどといった色は売られているのを見たことがない。

せっかく白髪を染めるのに真っ黒にしてもあまり楽しくないので、自分は日本に一時帰国した時に自宅近くにあるマツキヨとかでまとめ買いしてチェンマイに持って来ている。

今回は、ダリヤの「サロン ド プロ」のエレガントブラウンという白髪染めを使った。

タイ北部の街チェンマイの美容室での白髪染めに使ったダリヤのサロンドプロ

実際の白髪染めの作業は、日本だったら自分でやるところを全部お店の人にやってもらうというだけで、記事に書いてもあまりおもしろくはない。

まずは白髪染めの薬剤を髪の毛に塗る。

タイ北部の街チェンマイにある美容室での白髪染めの様子

このあと薬剤が定着するまで30分ほど放置するのだが、特にやることがなければ店にいてもいい。

残念ながら、フリーwi-fiはない。

自分はそれだとたいくつなので、首にタオルを巻いたまま近くの店にランチを食べに行ったりカフェに出かけたりすることが多い。

そんなかっこうでご飯を食べに行ったりコーヒーを飲みに行ったりしても、店の人や客からまったく注目されることがないのがタイの気楽でいいところだ。

時間が来ると店に戻り、洗髪台で薬剤を洗い落としてシャンプーリンスだ。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室のシャンプー台

このシャンプー台だが、かなり寝心地が悪い。

可動式ではない上に傾きの角度が微妙で、いつも自分は腰が痛くなってしまう。

日本のように顔の上にタオルをかけてくれることもなくかなりアバウトな洗い方をするので、たいてい着ているもののえりの部分がぬれてしまう。

自分は白髪染め専用の黒Tシャツに着替えていくのでぬれたままでも構わないのだが、あとでドライヤーをかける時に一緒に服にも熱風をあてて乾かしてくれる(笑)

なお、一連の作業はすべて冷水で行われる。

乾季の寒い時期などはお湯を使ってほしいと思うこともあるが、その場合は10THB(約36JPY)の追加料金が必要だ。

最後はドライヤーでセット。

タイ北部の街チェンマイにある庶民向けの美容室でのセットの様子

仕上がりは、タイ風というかワイルン(วัยรุ่น=ほんのちょっと不良というようなニュアンスを含んだティーンエイジャーを意味するタイ語)っぽくなる。

ちなみに自分は短髪なので白髪染めの薬剤を全部使い切らないことも多いのだが、その場合は余ったものは返してくれる。

自分は家に持って帰っているが、上の写真のイスのすぐ脇の棚に置いて預けていくこともできる。

以上、すべての作業代は200THB(約720JPY)。

過去には150THB(約540JPY)というところも使ったことがあるのだが、あまり技術がよくなかったためこの店に落ち着いている。

後ろの生え際など、1人ではなかなかうまく染められないことを考えれば破格の安さだと思う。

これなら3週間に1回くらい、ちょっとでも白髪が見えたらすぐ染める、とかしてもいいくらいだぞ(笑)

今回使ったサロン ド プロ エレガントブラウン白髪染め
コクミンドラッグ 楽天市場店
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白髪染め特有のイヤな臭いがなく、値段も安いのでよくチェンマイに持って来ます

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