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チェンマイの街ではジョギングをおすすめしない3つの理由

チェンマイの競技場でジョギングする人々 医療・健康・美容
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旅先の街をジョギングやウォーキングするのは、とても楽しいものだ。

昔読んだ本に「旅の移動は速度が遅ければ遅いほど、色々なものがよく見えて楽しい(ので、できるだけ速度の遅い乗り物を使うべきだ)」といった趣旨のことが書かれていたと記憶しているが、確かに自分も普段は自動車やバイクで何気なく走り抜けている場所も、ジョギングしながらだと「へ~、こんなところにこんなものがあったんだ」と改めて何かを発見したりして、驚かされることがよくある。

日本では、ヒルトンやニューオータニなど外国人宿泊客が多いホテルに泊まると、周辺のジョギングコースを紹介したブローシャー(印刷物)が部屋に必ず用意されているくらい欧米人(特にアメリカ人)にとってはジョギングは日常的なものであり、実際特に朝夕はチェンマイでも街なかを走っている人をよく見かける。

さらに、近年はタイ人の間でも健康志向が高まっていて、郊外にある自分の家の前の幹線道路ではないただのソイ(路地)ですら時々ジョギングやウォーキングをする地元の人がいる。

日本でそうしたことを趣味にしていて、チェンマイに来ても健康維持と観光を兼ねて街を走ったりウォーキングしたいと考えている人も多いのではないかと思う。

しかし、ここまで書いておいて言うのも何なのだが、チェンマイでは公道でのジョギング、ウォーキングは、自分の経験からあまりお勧めしない。

その理由は、大きく3つのリスク……交通事故、車の排気ガス、そして犬だ。

理由1……交通事故

チェンマイの道路での主役は自動車やバイクであって、「歩行者優先」という概念は昔ほどではないにせよまだまだ定着していない(気候のせいもあってか、タイ人は基本的に徒歩での移動をほとんどしないことも理由のひとつだろう)。

自動車が多く走る通りをジョギングしていると、自動車はそれをよけてくれるどころか、わざと道の端に寄って来て走りをジャマされたという経験を自分は何度もしている。

そのため、スーパーハイウェイなど道幅の十分広い道路以外では、後ろから来る車に引っかけられたりするのが怖くて、車の進行方向とは逆向きに走るようにしていたが、それでも幅寄せなどされた場合はそのたびごとに歩道に避難したりすることになり、走りのリズムを乱されるだけでなく、常に前方からやって来る車に注意していなければならず、周囲の風景を楽しむ余裕などなかなかない、と言うのが正直なところだった。

理由2……大気汚染

チェンマイの大気汚染は、モータライゼーションの急激な発達、それに追いつけない政府の排ガス対策、さらに盆地という地理的要因などが重なり合って、悪化の一途をたどっている。

交通量の多い道で、車やバイクが吐き出す煙を見たら、おそらく普通の人はジョギングなどする気持ちをいっぺんになくすことだろう。

また近年の乾季は、近隣諸国を含めた野焼きなどが原因の煙害がひどく、ドーイ(山)ステープはおろか数百メートル先ですら霞んで見え空気は焦げ臭いという日が長期間続くのも大きな問題だ。

そういった意味では、上記の交通事故のリスクとを重ね合わせて考えると、チェンマイでのジョギング、ウォーキングは、一般道なら早朝のなるべく車の少ない時間帯、でなければチャーンプアック競技場(リンク:グーグルマップ)やフワイケーオ・フィットネスパーク(リンク:グーグルマップ)などの専用コースのほうがよい、ということになるだろう。

ちなみに、自分は今はジムのトレッドミルで走っているが、個人的にはあれはジョギングとはまったく違う種類の運動だと思っているので、ここでは取り上げない。

チェンマイのスポーツジムのトレッドミル
理由3……犬

ところが、3番目のリスクであると自分が考える犬は、1.2.のリスクを回避しようとすると、反比例的に発生の可能性が高まるリスクなので、たいへんやっかいだ。

競技場や専用コースを走れば確かにすべてのリスクはかなり軽減されるが、チェンマイの街や風景を楽しむ、という最大のメリットは限りなく失われてしまう。

また、手近な場所にそうした場所があるとは限らないので、上記の通り早朝の車の少ない時間帯にスーパーハイウェイのような大きな道ではなく、ごくごく普通の街なかの一般道を走る(歩く)ということになるわけだが、この早朝という時間帯は犬が最も活発に行動する時間帯とも重なってくる。

チェンマイの街には大変多くの犬がいるが、ノラ犬はもちろんのこと、飼い犬でも鎖などにつながず放し飼いになっているケースが非常に多く、そうした犬たちは見知らぬ人物が道を走ったりすると、集団でものすごい勢いで吼え、追いかけて来る。

噛み癖のある犬の口にはカバーのようなものがつけられていることも多いが、それ以外の犬が噛みついて来ないとは限らない。

タイでは、狂犬病はまだまだ健在で毎年亡くなる人も出ている。

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本当はエアロビ用ですが、ガネッシュはジョギング、そして旅行でも履いてます

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