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【医療(入院)保険】更新で保険料が一気に7,000THBも値上げ! なので会社を乗り換えることにした

タイの医療保険カード 医療・健康・美容
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この記事は、ガネッシュがチェンマイ(タイ)で医療(入院)保険に加入した際の見聞や体験をまとめたものです。
内容の正確性などについて、いかなる保証をするものではありません。
ご自身の加入にあたっては、契約条件などを十分納得がいくまで確認することを強くおすすめします

2019年11月現在、日本の在京タイ大使館でO-A(ロングステイ)ビザを取得するためには医療保険への加入が必須条件となっている
以下は、在東京タイ王国大使館のサイトより抜粋。

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10.医療保険証
タイ国内で治療費用補償がある保険で、保険金額が怪我の場合は40,000バーツ以上、病気の場合は400,000バーツ以上であり、補償期間はそれぞれ1年以上であること、又はそれ以上の滞在予定の方は滞在期間が補償されていること。(これらの補償内容は必須条件となります。)

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タイ国内でのリタイヤメントビザの取得・更新ではこの条件は適用されていないようだが、いつ保険への加入が必須になったとしても不思議ではない状況にある、ということは認識しておいたほうがいいかもしれない。

Aetnaから来た更新案内を見てビックリ!

チェンマイで暮らすようになって以来、ずっと加入してきたBupaの医療(入院)保険は、下記リンク先で記した通り、2018年1月に事業売却に伴ってアメリカで医療保険第3位の企業 Internationalとの契約へと切り替わった。

自分は契約切替後も医療(入院)保険を利用することがなかったので、スマートフォンにインストールしているアプリのロゴと社名が変わったくらいで大きな変化も感じていなかった。

が、契約期限の2カ月前くらいにいつも通り更新案内の手紙が来たので中身を見たらビックリ、契約内容はそのままでいきなり保険料が7,000THB近くも跳ね上がっていた。

それまでは前年(1,237THB)を除けばせいぜい数百THB程度のアップだったので何とも思わずに継続契約していたのだが、さすがに7,000THBの値上げは「はい、そうですか」とそのまま素直に受け入れるわけにはいかない。

そこで、案内に同封されていた契約内容のコピーをお友達に渡して「どこかほかにいい条件の会社があったら比較検討したいので、紹介してください」とお願いしておいた。

乗り換え先はアリアンツ・アユタヤー保険

しばらくしてお友達から紹介されたのは、アリアンツ・アユタヤー保険。

バンコク最大の発行部数を誇る日本語の週刊無料情報誌「週刊ワイズ」のサイトによれば

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ドイツの保険会社「アリアンツ」。1890年の創業以来、生命保険、損害保険、資産運用の3分野で、保険・金融サービスを展開。欧州、北米、アジア、アフリカと世界70ヵ国以上で7600万人以上の顧客を抱える世界最大手の保険会社となった。
アリアンツ・アユタヤは同グループの一員として、1951年に誕生。現地タイの事情に精通した知識と経験を基に、安全で信頼性の高い商品を提供し続け、今やタイの生命保険業界においてリーディングカンパニーだ。

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とのことである。

バンコクのオフィスには、日本語が堪能な専門スタッフも在籍しているらしい。

日本にも一時進出していたようだが、現在は撤退しているようだ。

確かにさまざまなメディアや街頭広告でロゴは年中目にしているので何となくなじみはあるし、話を聞いてみて条件が合わなければ今まで通りAetnaと契約を継続すればいいだけなので、まずはエージェントの方と会ってみることにした。

市内のカフェでお会いしたエージェントの方は40代くらいの女性で、まだこの仕事を初めてそれほどたっていないのか多少説明などに要領を得ないところはあったが、これまでの経験から押さえておかなければならないポイントはおおむねわかっていたので、不明点などについてはこちらから質問してクリアにしていった。

今回、エージェントの方が提案してくれた商品は「Ayudhya Secure Life A85/25」というもので、補償内容は以下の通りだ。

死亡保険疾病・事故・殺人・騒乱などが原因200,000THB 
医療(入院)保険プラン名:Hospital Benefits  
 室料&食事代&看護料4,000THB/日ICUの最大7日を含む90日以内
 ICUの部屋代8,000THB/日最大7日
 その他の特別支出40,000THB薬代、救急車代など
 外科医および手続き代100,000THB金額は外科医料金表による
 手術室&手術機器代10,000THB 
 麻酔医代10,000THB 
 レントゲン&病理検査料4,000THB外来患者として受けた場合
 診察代1,000THB/日最大90日
 緊急治療代10,000THB/事故事故の場合
 プラン名:Hospital Benefit Plus  
 入院給付金1,000THB1疾病あたり500日以内
 ICU利用給付金1,000THB 
 手術給付金10,000THB1疾病あたり
 再手術給付金20,000THB 
合計支払保険料33,928THB  

自分が一番最初に保険に加入する時の経験をまとめた上記リンク先のAetnaやAIAと比較すればわかるのだが、アリアンツ・アユタヤー保険は補償項目が細かく設定されており、金額的にもおおむねAetnaより手厚い。

なお、保険料についてはAetnaとの差は500THBほどであり、どうやらAetnaが事業買収で保険料を急激に引き上げたというよりも自分の年齢がちょうど保険料が大きく変わるタイミングであった、ということのようだ。

また、当初Aetna(当時はBupa)に決めた理由のひとつであった「現在の年齢で加入しておけば、70歳以上になっても加入し続けることが可能」という点については、アリアンツ・アユタヤー保険のこのプランが「85/25」となっていることからもわかる通り、契約は85歳まで継続することが可能であり、かつ保険料は5年ごとの見直しとなっていてAetnaのように毎年値上がりするのではないこと、さらに条件はあるが仮に契約を継続しなかった場合はそれまで払い込んだ保険料の7%程度が返戻金として還付される、との説明がエージェントの方からあった。

実際に契約をするにあたっては、申込書のほかにパスポート(写真のページとビザのページ)のコピー、リタイヤメントビザを取得するにあたって担保としている80万THBの預金口座のステートメント(通常はタイ人がローンや分割払いを組む場合などに提出する、当該口座の過去半年間の出し入れ記録と残高が記載されている書面で、口座を開設した銀行の支店で取得可能。「ステートメント」と言えば通じる)、健康状態などの質問書への記入が必要となり、それらとともに保険料をエージェントの方に預ける。

が、最終的に契約が成立するのはそれらを提出して会社の審査が通った時点ということで、この日はいったんここで終了となり別途日にちを設定して別れた。

この間に、Aetnaとアリアンツ・アユタヤー保険の補償内容などを頭をいったんクールダウンさせた上で比較でき、不明な点についてはさらに突っ込んで確認できたのはかえってよかったと思う。

契約完了。提携病院で外来の値引きがあるらしい

後日、再びエージェントの方とお会いして、上記必要書類と保険料を添えて申し込みは完了。

さらに数日すると、アリアンツ・アユタヤー保険からSMSで「保険契約が成立しました」という連絡があった。

そしてさらに数日後、再度エージェントの方とお会いして保険に関するさまざまな書類や実際に病院にかかる時に使用する、保険に加入していることを証明するプラスチック製のカードを受け取りすべての手続きは終了である。

なお、Aetnaと同様新規契約の場合病気については契約後30日間は免責となるため、その間に病気になっても保険は利用できない。

この時に初めて知ったのだが、アリアンツ・アユタヤー保険が提携している病院(チェンマイではラム病院がそのひとつらしい)に外来で診察を受けた際に会計で保険加入証明カードを提示すると料金が10%OFFになるらしく、そのことで保険を使ったことにはならない(将来の契約に影響しない)とのことであった。

入院するほどの大病でなくても外来で診察を受ける、ということは容易に起こりうることなので、これは非常によいサービスだと思った。

幸いにして契約してからまだ病院に行く機会がないので、本当に割引がきくかどうかはわからないが。

しかし、病院代の割引とか、健康保険制度が完備している日本では考えられないなあ。

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