2週間ほどのあっという間の一時帰国を終え、チェンマイに戻る。
往路同様、ベトナム航空を使ってホーチミンシティ経由でまずはバンコクへ向かう。
搭乗するのはVN301便で朝9時半出発なので、自宅を6時頃に出てカミさんを助手席に乗せて車で成田空港へ。
特に道路の渋滞もなく、空港でもチェックインなどに特別時間がかかったということもなかったのだが、カミさんと別れて制限エリアに入り手荷物検査、イミグレを通過しベトナム航空の乗客が使用するデルタ航空のラウンジに入ったらもう8時半近くになっていた。
コーヒーを飲んで一息つくと、もうボーディングだ。
この日のVN301便は往路同様ボーイング787-9型機での運航
1-2-1というコンフィギュレーションでプライベート感がいっぱい。
カップルで乗ったら、ちょっと距離があってさびしいかもしれないけど(笑)
この日は全部で10人ほどしか搭乗しておらず、ガラガラだった。
最前列の進行方向右手の窓際に座った
離陸前のウエルカムドリンクはシャンパンをいただく
ベトナム航空のドリンクメニューにはシャンパンとワインは銘柄が載っていないので、何のシャンパンなのかはわからない。
銘柄を記載しなければドリンクメニューを長い間使えるので、経費削減を図っているのだろうか?
シャンパンを飲んでいるとCAが食事とドリンクのメニューを持って来てくれるのだが、メニューは往路同様和食または洋食&アジアンのミックスで、後者は魚と牛肉からチョイス可能になっていた。
往路は和食2種と洋食&アジアン1種だったので、バリエーションが逆になっているようだ。
水平飛行に移ってしばらくすると、テーブルクロスが敷かれ食事のスタートだ
ちなみに、窓はシェードを降ろしているのではなく、電子カーテンシステムを使って暗くしている。
普通のシェードよりも閉塞感がなくて自分は好きだな。
機内食はまず食前酒とアミューズブーシュからスタート
メニューに銘柄の記載がない白ワインはボトルを見せてもらったのだが、シャルドネだったこと以外の細かな内容はすっかり忘れてしまった。
アミューズブーシュもメニューには細かな記載はなし
街のフレンチレストランでもそうだが、このアミューズブーシュをいただくとおおむね店のシェフの力量がわかるし、これがよいとその後の食事が非常に楽しみになってくる。
機内食なのでそこまでは大げさではないにしろ、なかなか凝った作りで味もよかった。
前菜全景(パンはまだ乗せられていない)
これまたメニューにはただ「前菜」とだけしか記載されていなかった。
スモークサーモンとかは見れば(食べれば)わかるけど、個人的には料理名を確認したかった。
それも楽しみのひとつなので。
マッシュルームクリームスープ
季節のサラダ
機内食のドレッシングってどのキャリアでも何となくイマイチのことが多いのだが、ベトナム航空のサラダについて来たのはキューピーのドレッシングだった。
工業製品だけど、ヘタなドレッシングよりこちらのほうがいいと思う。
この日のメインはサーモンと海老のディルクリームソース バターポテト
正直言って、見た目も「う~ん」、味も「う~ん」という感じ。
別にまずくはないのだけれど、味にまったくしまりがない。
これなら、往路同様和食にしたほうがよかったのかなあ……
デザート全景
チーズの盛り合わせと季節のフルーツ
シューアイス
メニューには「お餅のアイスクリーム」と書いてあったが、変更になったようだ。
コーヒー
しばらくしてからコーラもいただいた
ベトナム航空では、コーラというとなぜかコカコーラは積んでおらずペプシだけになっている。
別にベトナム戦争の名残でアメリカの象徴のようなコカは排除しているというわけではないだろうが……
ちなみに、ホーチミンシティのタンソンニャット空港にあるベトナム航空のラウンジでもコーラはペプシしか置いていない。
ベトナム航空のこの路線を利用するのは2回目なのだが、初回と較べると機内食はイマイチ、という感想を持った。
しかし、キャビン(機内の空き具合)やシートの快適さが料金的には同レベルの、例えばキャセイパシフィック航空やチャイナ・エアラインのビジネスクラスに比べると段違いにいいので、トータルで考えたらコストパフォーマンスは高いと言えるだろう。
ただ、これで連続して乗ったし、次回の一時帰国の時は別のキャリアに変えようかな。
まずは、またエクスペディアでリサーチだ。
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