一番新しく開放感のあるコーラルラウンジ
プライオリティパスのサイトによれば、スワンナプーム空港国内線ターミナルの制限エリア内にはメンバーが利用可能なラウンジとして4か所紹介されているが、その中で一番新しいのが今回紹介する「コーラルエグゼクティブラウンジ(以下コーラルラウンジ)」だ。
広々として居心地がよく飲食物の充実度もTG(タイ国際航空)のロイヤルシルクラウンジを加えて比較してもナンバーワン、さらに無料のマッサージサービスもあったりしてまさに至れり尽くせりという感じで、このところ自分はロイヤルシルクラウンジが使える時でも混雑気味の時はこっちに来てしまうくらいだ。
「コーラルラウンジ」は、コンコースAの搭乗ゲートに向かうエスカレーターのほぼ向かいにある。

中に入るとすぐ右手がレセプションとなっていて、そこで受付を済ませる。
「コーラルラウンジ」は元々は隣接するTG(タイ国際航空)のロイヤルシルクラウンジの「ガーデンゾーン」と呼ばれていた場所が使われており、当時から空港ターミナルの構造が見える広々とした空間になっていたが、それはそのまま踏襲されている。

天井まで吹き抜けになっており、上の階に位置する搭乗ゲートに向かう通路が見えている。

座席はさまざまなタイプが用意されている。
初めてなら、まずは中をグルッと歩いてみて座る場所を決めるといいだろう。
入ってすぐは2人でも4人でも使えるイス席とソファ席

向かい合わせに4人で座れるソファ席(手前)

少し豪華なクッション付き木製イスの席

空港ラウンジによくあるタイプのテーブル席

サクッと酒を飲むのに適したスツール席

窓際の席はターミナルの外がよく見える

飲食物は国内線ラウンジでは断トツの充実度
飲食物はラウンジに入ってすぐの左右の壁沿いに用意されており、左側の壁沿いには料理が並んでいる。
料理は時間帯によって変わるようだ。
自分は夜間に利用したことがないので、その時には何が出ているかはわからないが。
朝の時間帯は当然朝食メニューだ


もちろんお粥も用意されている

パンやサンドイッチ、シリアルは1日中あるようだ


まるでホテルのような朝食にすることができる

昼時になると、ガラッと料理が変わりキチンとした食事が並ぶ。
タイカレーやカシューナッツ炒め、揚げ物


カーオモックガイ(タイ式ビリヤニ=インド炊き込みご飯)も

赤い鍋の中には、ちゃんとスープが用意されている。
パスタやスープ、グラス入りおつまみなど洋食もある

入って右側のドリンクコーナーで目を引くのはバーカウンターだ

生ビールのほかにワイン、カクテルまであってバーテンダーとはいかないまでもそれ用のスタッフがたいていいてドリンクを提供してくれる。
国内線の他のラウンジのほとんどではそもそもアルコール類の提供がないか、あっても缶ビールだけだったりしてお酒が好きな人にはぜんぜん物足りないだろう。
ここならゆっくりお酒を楽しめると思うので、アルコール好きな人は少し早めにチェックインしてラウンジに入ってしまうというのもいいかも。
その隣にはサラダやフルーツ、スイーツ

ソフトドリンクはごく普通の品ぞろえ

コーヒーメーカーはアイスも作れる

無料マッサージサービスもある
スワンナプーム空港国内線のラウンジで「コーラルラウンジ」だけが提供しているサービスに無料マッサージがある。
女性のマッサージ師がラウンジ内を回り座っている人に声をかけてやってくれる感じで、普通は15分だが時間がなければ短くもしてもらえる。

自分は今はチェンマイでもめったにマッサージには行かないので細かいことはわからないが、結構本格的(肩甲骨周りから上と腕のみ)で決して付け焼刃の素人ではないことはわかる。
せっかくなので、もし声をかけられたらぜひやってもらおう。
基本的にチップは必要ないが、あげたら喜ばれるだろう。
コンコースA利用者は特に便利
冒頭にも記した通り、「コーラルラウンジ」は入口の目の前がコンコースAの搭乗ゲートに向かうエスカレーターだ。
上に登ると手荷物検査場があり、それを終えた先にようやくゲートへと通じるコンコースになっているため搭乗時刻ギリギリまでラウンジに滞在するのは難しいが、それでも搭乗前に歩く距離が短いのはかなり楽に感じる。
いつ行ってもそれほど混雑しておらず、飲食物も充実しておりさらにマッサージサービスまであるので搭乗までのひと時を快適に過ごせるだろう。
自分のようにTG(タイ国際航空)の上級クラス搭乗でロイヤルシルクラウンジが利用可能であってもこちらに入りたくなってしまうくらいで、プライオリティパス【楽天プレミアムカード
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