今回の一時帰国では、タイ←→日本間をキャセイパシフィック航空で飛んだ。
日本行きに限らず自分がチェンマイで航空券を購入する時には
(2)候補の航空会社の公式サイトで価格とともに運行機材やシートなどをチェック
(3)市内の旅行会社で価格をチェック
というプロセスを経て最終的にどこで購入するかを決めている。
今回も同様の手順でリサーチし、キャセイパシフィック航空が一番自分の都合に合っていて、特に往路はナイトフライトに乗りたくないためバンコク発、復路はなるべく早くチェンマイに着きたいので香港経由チェンマイ着、というオープンジョーにしても単純往復と値段がまったく同じだったのが大きな決め手となり、予約を入れた。
往路、まずはチェンマイからTG(タイ国際航空)でバンコクに移動。
その日は空港近くにあるトランジット用のホテルで1泊して翌早朝に再びスワンナプーム空港に向かいチェックインなどをしてタイを出国、搭乗までの小一時間をキャセイパシフィック航空の広々としたラウンジでゆったり過ごした。
ほぼ定刻にボーディングのアナウンスがあり搭乗ゲートに向かう。
普通は、ゲート入口でボーディングパスのチェックを受け機内に乗り込むまでの待合スペースはどの搭乗クラスの客もごちゃ混ぜでイスに座るのだが、キャセイパシフィック航空では、ここも搭乗口近くのブロックを仕切ってビジネスクラスの乗客専用にしていた。
座席数に比べてかなり広いスペースが取られているのでゆったり座ることができる。
これが混在だと、搭乗口からかなり離れた場所しかイスが空いていなかったりして、実際のボーディングの時はずら~っと並んだエコノミークラスの乗客をよけるようにして先頭まで進んでいかなければならないことも多く、結構フラストレーションがたまる。
これはぜひ、ほかのキャリアでも取り入れてほしいいサービスだと思った。
この日のCX700便香港行きはエアバスA330-300型機がアサインされた。
香港←→成田を含め、アジアの近中距離路線では定番の機材だ。
2-2-2のコンフィグレーションでフルフラットにはならず、写真で見てもわかる通りプライベート感はゼロだが、シートの座り心地は悪くない。
同じようなシートはチャイナエアライン(中華航空)の同型機も採用しているが、自分は相性が悪いのかどのようなシートポジションにしても必ず腰が痛くなってしまうのに対して、キャセイパシフィック航空のはそんなことがない。
何が違うのか、ハッキリとは理由がわからないのだが……
朝早い便なのでウエルカムドリンクのシャンパンはなく、オレンジジュースをいただく。
そして続いて食事のメニューも配られたが、オーダーを取りに来ることはなかった。
この日は、ほぼ定刻にバンコクを離陸した。
バンコクから香港への飛行時間は2時間半ほど。
この日は満席だったせいもあって、シートベルト着用のサインが消えると、CAがあわただしく食事の準備を始める。
配られたメニューは「朝食」となっており、まずはリフレットメントからスタート。
季節の新鮮果物
ヨーグルトは、普段チェンマイの家でも食べているブランド(笑)
パン盛り合わせ
メインディッシュは洋食と中華料理の2種類からの選択だったが、前者はフリッタータ(イタリア風のオムレツ)となっており、機内で食べる朝食の卵料理はたいていおいしくないので、中華料理をチョイスすることにした。
離陸前にメニューを渡されたにもかかわらずオーダーを取りに来なかったのだが、この時に理由がわかった。
ワゴンに両方の料理を載せて持ってきて、選ばせるやり方だったのだ。
で、選んだ中華料理はこれ
鶏肉とミックスベジタブルを添えたガーリックオイスターソースの卵麺。
漢字だと「香蒜蠔汁雛柳炒麺」と書くみたい。
ガーリックと書いてあったがそれほどニンニクの風味が強いわけでもなく、オイスターソースの味が濃いわけでもない、全体的にかなりあっさりした味付けだった
量的には、朝食なのでこんなもので十分だ。
食事のあとは、コーヒー
キャセイパシフィック航空のコーヒーはイリー(illy)を使っていて、厚手のマグカップで出てくる。
イリーだから、というわけでもないだろうがこのコーヒー、かなりおいしい。
少なくとも、この1年ほどの間に乗ったANAとJAL、マレーシア航空、そしてTGの中では断トツの1位だ。
なので、おかわりもいただく
この日のフライトは途中ほとんど揺れることもなく、あっという間に香港国際空港に着陸した。
この次の東京成田行きの便までの乗り継ぎ時間は2時間半ほど。
出発フロアに移動してラウンジに入り、楽しみにしている麺を食べてから一休みするにはちょうどいいくらいの時間だ(^^)
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