場合によっては現状とそぐわない可能性がありますのでご留意ください。
チェンマイからバンコクに向かい1泊したのちTG(タイ国際航空)で台北に移動、この時は東京にいてそちらから飛んで来たカミさんと桃園国際空港で落ち合った後、バスで台北の南西にある隣町の板橋にあるホテルへとチェックインした。
荷物を解いてシャワーを浴び、久しぶりに会ったカミさんと色々話をしていたら、あっという間に夕食の時間だ。
チェンマイでほとんど今回の旅行の下調べをしてこなかったので、食のあてはまったくなかったのだが、カミさんが行ってみたい店があるというので、今夜はそこに行ってみることにする。
ホテルを出て、徒歩30秒のMRT(地下鉄)府中站(駅)へ。
板南線に乗って20分もかからず台北の中心にある忠孝新生駅に着き、そこからあまり人通りがないちょっと薄暗い道を歩いて7~8分のところに目的の店はあった。
小籠包(湯包)で有名な「濟南鮮湯包(ジーナンシェンタンパオ)」だ。
マンションの1階に入っており、ここだけ見れば東京によくある中華料理レストランのようだ。
写真は食べ終わって店を出た後の遅い時間に撮影したのだが、自分たちが店に到着した時には、外にはたくさんの人が待っていた。
しかも、そのほとんどが日本人の女性グループだった。
中には旅行雑誌の切り抜きのようなものを持っている人もいて、どうやら結構有名店のようだ。
10人以上が並んでいたので相当待たされるかと思ったのだが、意外にも20分ほどで店内に案内される。
店内は日本語しか聞こえず、バンコクの和食レストラン同様「ここはいったいどこですか!?」という感じだ。
この手の小籠包(湯包)の店に来るとぜったいに頼みたい豚の角煮と割包(プレーンの包子=パオズ)だけを指定したら、後はカミさんにオーダーはおまかせだ。
この店は、蒸す前の状態で小籠包を作り置きせず、注文が入るたびに皮に具材をくるんで蒸してから客に出す、というスタイルを貫いているそうで、おそらくほかの料理もそうなのだろう出てくるまでに結構時間がかかった。
カミさんと話をしながら料理が出てくるのをじっと待つ。
しばらくしてテーブルに並べられた料理は、普段チェンマイ(タイ)で暮らしている自分にとってはどれも非常にあっさりした薄味で、日本人になぜ人気があるのか少しわかるような気がした。
プレーン小籠包(湯包)
蟹味噌小籠包(湯包)
豚の角煮と割包(プレーン饅頭)
イカのネギ塩炒め
ハマグリと大根のスープ
テーブルに乗りきらないほど料理を頼んでしまったが、チェンマイではなかなか食べる機会のないもので、あっという間に完食であった。
コメント