サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です

【コロナ禍での帰チェン】静寂の成田空港からジップエアでバンコクへ。そして超スムーズなタイ入国

ジップエアZP051便のフルフラットシートからの景色コロナ禍
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この記事は、ガネッシュが2021年1月末にタイに入国するにあたって実際に経験したことなどをまとめたものです。その正確性などについて、いかなる保証をするものでもありません
コロナ禍で、タイ入国にあたって必要な手続きや書類は頻繁に変更されますので、最新情報をご自身で確認されることを強くおすすめします

静寂に包まれた成田空港からタイに向け出国

2013年からチェンマイに住んでいる自分は、2020年2月末に日本に一時帰国したのだが新型コロナウイルスの影響で戻れなくなり、9月には保有していたビザも失効してしまった。

が、日本で新たなビザを取得、その後実際に渡航するための手続きを経て年が変わった2021年の1月末に再びタイに入国することができた。

日本から直行便のないチェンマイに戻るためにはまずバンコクで入国し、隔離措置施設(ASQ)で15泊16日を過ごさなければならない。

今回は、ジップエアを利用することにした。

ジップエアはJAL傘下のLCC(格安航空会社)で2019年2月に設立、翌年5月にバンコク路線を就航させる予定だったが新型コロナウイルスの影響で延期、まずはバンコクから成田への旅客便を10月から運航、次いでこの1月から成田からバンコクへの旅客便を開始した。

そういう意味ではまだ運航開始ホヤホヤで、もちろん初めての利用だ。

バンコク・スワンナプーム行きは16時半の出発なので当日は午前中いっぱい自宅で過ごしてから自動車で成田空港に向かう。

ジップエアはLCCではあるが、使っているのは第1ターミナルだ。

いつもなら混みあっている駐車場がガラガラだったことこもあり、当然予想はしていたが……

空港ターミナルは不気味なくらい静まり返っていた

コロナ禍でまったく人がいない成田空港のターミナル

誰も見ている人がいないのに、巨大スクリーンから東京オリンピックのプロモーション映像的なものが流れているのは、あまりにシュール過ぎて笑えなかった。

ジップエアのチェックインカウンターも手続きをしているのは数人のみ

コロナ禍の成田空港のジップエアのチェックインカウンター

コロナ禍で搭乗(タイ入国)に必要な書類がたくさんあるので、そのチェックに時間がかかっていた。

中には、書類のコピーが足りなかったのか手続きの途中で近くのコンビニ(?)にコピーを撮りに行くよう言われている搭乗客もいた。

搭乗(タイ入国)に必要な書類のコピーは多めに用意しておいたほうがいいのかもしれない。

また、チェックイン手続きの途中で検温もある。

自分の後ろでチェックインを待っている人がいなかったので手続きしてくれた方ちょっとお話をしたのだが、「今日の搭乗客は数10人」とのことだった。

バンコクに着いてわかったのだが、実際には19人だったが。

空港に来たものの書類の不備で搭乗できない人、何らかの理由で当日空港に現れない人も結構いるらしく予約数からの歩留まりは一般よりも低いとか。

あるメディアで見たのだが、ジップエアのバンコク便は貨物輸送業務がすごく好調で損益分岐点は乗客2名(!)らしいので、この人数でも赤字ということはないのだろう。

「さすがにこれだけ人がいなければレストランとかも全部閉まってるだろうな」と思いながらターミナルを少しうろついてみたが、マクドナルド、タリーズ、寿司屋、とんかつ屋、中華料理屋が営業中だった。

東京オリンピックをにらんでだろうすっかりリニューアルされていた保安検査場を通過してイミグレーションに行くと、自動化ゲートも顔認証ゲートも閉鎖されており係官のいるブースがひとつだけ開いていてそこに誘導された。

自分はいつも自動化ゲートを使うのだが、まあこれだけ人がいなければ確かに意味はない。

チェックイン時に検温もされていたせいか、保安検査場と出国審査場は平時とまったく同じ手順で通過することができた。

出国スタンプをもらい先に進むと、さらに悲惨な風景が広がっていた

コロナ禍の成田空港制限エリアのショップ街

自分た見た限り、7-11だけが唯一店を開けていた。

自分が利用するジップエアZG051便の搭乗ゲートの周囲も人はまばらで、自分は少し離れた場所でポツンと座って搭乗の案内を待った。

搭乗は手伝いの必要な人や子供連れなどの優先搭乗の案内はあったが、フルフラット搭乗客の優先はないようだ。

搭乗口を通過し飛行機に向かうとフルフラット搭乗客用の入口があった

成田空港のジップエアの機内へと向かう通路

LCCにしては機材が大きいので、ボーディングブリッジは2つに分けているのだろう。

モニターもないが、フルフラットシートで快適なフライト

ジップエアは、JALのおさがりの787-8型機(ドリーライナー)を使用している。

フルフラットシートもベースはおそらくJALのものだろう。

ジップエアのフルフラットシート概観

重量を少しでも軽くするため、通常は前の座席の背もたれカバーに装備されているモニターがない。

オーディオ設備もないのでコントローラーもなく、唯一あるのはタッチ式のシンプルなシートコントローラーだけだ。

ジップエアのフルフラットシートのモニターのかわりの小物入れ
ジップエアのフルフラットシートのコントローラー

コンセントやUSB端子はヘッドレストの脇あたりに用意されている。

ジップエアのフルフラットシートのコンセントとUSB端子

787-8あるいは9型機でいつも不満に思うのは、どのキャリアでも小物入れがまったくないことだ。

ライバル機と言われるエアバスのA350-900型機だと、たいてい頭の脇やひじを乗せる部分あたりに物入れがあるのと対照的だ。

シートの形や構造に大きな違いはないと思うのだが、この差はどこから生まれるのかいつも不思議に思う。

搭乗機は、ほぼ定刻に成田空港を離陸した。

ジップエアZG051便のフルフラットシートから見た成田空港離陸

水平飛行に移りシートベルト着用サインが消えたのでトイレに行こうと立ち上がって周りを見回したら、この日のフルフラットシートの乗客は自分を含めたった3人だった。

しばらくすると、フライトを予約する時にセットとして購入していたアメニティが配られた。

中にはブランケット、スリッパ、ネックピローに耳栓が入っていた

ジップエアで購入したアメニティ

ブランケットがあると、何となく落ち着く自分

ジップエアで購入したブランケットをかけて足を伸ばす

モニターもないので飛んでいる間のエンターテインメントはあらかじめパソコンなどに取り込んでおいて見ることになるが、ジップエアではインターネット接続が無料で用意されている。

接続できるサイトに制限はあるが、多少のエンターテインメント系コンテンツも用意されているようだ。

自分は見なかったので内容はよくわからないが。

また、フライトマップを見たりショッピングをしたりするにはこの無料インターネットに自分のスマホやパソコンをつないでそこから行うことになる。

ジップエアの機内インターネットでつないだ画面

ジップエアはLCCなので、基本的に食事は事前予約が必要となる。

この日は「彩鮮やか鮭ご飯のちらし寿司」をオーダーしておいた。

ジップエアのフルフラットシートの機内食全景
ジップエアのフルフラットシートの機内食のちらし寿司

1,600円と結構いい値段だったのだが、まあLCCだしそんなに豪華なものを期待していたわけでもないので、これはこれでOKだ。

レガシーキャリアだとどうしても食べ過ぎ飲み過ぎでフォアグラ状態になってしまうし。

食事も終わり、バンコク到着までにひと眠りする前にコーヒーを飲んでおこうとスマホからオーダーした。

機内で購入したコーヒーは酷すぎた

オーダーしてからしばらくすると、CAさんが「今、抽出していますので。時間がかかってすみません」と謝りに来た。

別に自分はそんなに急いで飲みたかったわけでもなく別に構わなかったのだが、さらにそれからずいぶんと時間がたってからコーヒーが運ばれてきた。

ジップエアのフルフラットシートでオーダーしたコーヒー

「さあ、コーヒー飲んでから寝よう」と思ってカップに口をつけてビックリ。

まったく香りも味もしないのだ。

「さっき食べたちらし寿司はちゃんと味がしたし、まさか新型コロナウイルスに感染したわけじゃないだろう」と思いカップのふたを開けてさらにビックリしてしまった。

ジップエアのフルフラットシートでオーダーしたコーヒーの中身

何と、色は麦茶よりも薄くてカップの底がはっきり見えている。

麦茶どころか、紅茶くらいの色の濃さしかないかもしれない。

もう一度ふたを開けた状態で一口飲んでみたが、やはりまったく風味が感じられず、ただの薄い茶色のお湯を飲んでいるようだ。

サーブされるまでにかなり時間がかかったりしていたので「もしかしたらコーヒーマシンの故障か何かでこうなったのかな?」と想像してみたりしつつコールボタンを押してCAさんを呼んだ。

カップの中身を見せ「これは何かの間違いではないですか?」と伝えたところ、白い服を着た上級職と思われるCAさんはカップの中身もよく見もせずに「これがウチのコーヒーです」と強弁した。

「この人には言っても無駄だろう」と思いそれ以上飲まずテーブルに戻して、しばらく時間がたってから別の通りかかった若い黒い服を着たCAさんに理由を言って「飲まないから」と下げてもらったところ、こちらの方は中を見て「お客様のご意見を会社にあげておきます」と申し訳なさそうに言ってくれた。

調べてみると、世の中には「色のないコーヒー」というのも存在するようだ。

が、その場合でもちゃんとコーヒーの風味はするらしい(当たり前だ)。

たかだか1杯400円だが、いくらLCCだからといってコーヒーとはとても呼べない代物を出していいというわけではないだろう。

CAさんのおっしゃる通り「これがウチのコーヒー」で、本当にいつもこんな感じのものを出すのだとしたら絶対にオーダーしないほうがいいと思う。

ちなみに「AMAZING COFFEE」という名前なのだが、タイをよく知っている人なら大笑いしてしまうかも。

降機からホテルの車に乗り込むまで30分かからず

マスクをしたままで眠るというのはなかなか難しいものだと初めて知った。

結局1時間ほどウトウトしただけで、搭乗機はタイのウボンラーチャタニ―上空を通過した。

スワンナプーム空港に着陸したのは、予定よりも30分以上早い21時25分。

バンコク着陸前にありがちな順番待ちの旋回も、ゲートに着く前のアプローチの渋滞もまったくなく、あっという間にゲートに横付けされた。

「新型コロナウイルス対応でどんなことになるのだろうか……」と少しだけ不安な気持ちを抱えながら先頭で飛行機を出て進んで行くと、防護服に身を包んだ職員がところどころにいてどんどん先へと案内される。

途中にはずらりとイスの並べられた一角もあったが、そこは素通りだ。

スワンナプーム空港の新型コロナウイルス対策用のイス

さらにずんずん進んで行くと、通路の中央にカウンターが置かれ防護服の係員が大勢いるエリアにたどり着いた。

着いた順番に置いてあるイスに座るように言われる。

するとすぐに係員が来て、座った順に入国に必要な書類チェックが始まった。

自分はパスポートを含め書類をクリアファイルに入れてひとまとめにしておき、飛行機を降りる直前にバッグから取り出して搭乗券もそこにはさんで手に持って進んだのだが、このチェックポイントでは必要な書類に加えてこの搭乗券も提示するよう言われた。

なので、搭乗券は捨てたりせず、他の必要書類と一緒にしておくのがいいと思う。

また、ここで「隔離施設はバンコクか、他の場所(パタヤなど)か?」とたずねられ、答えると「ASQ(自分はバンコクだったので)」と書かれたクリップ名札を渡され胸につけるよう言われる。

スワンナプーム空港の新型コロナウイルス対策入国で渡される名札

たぶんバンコク以外と答えると「ALQ」の名札を渡されるのだと思う。

実際の手続きで何か異なるのかはわからないが。

また、途中で素通りした通路に並べられた大量のイスは、到着便が重なったりした時のこのチェックポイントの待機用なのではないだろうか。

自分が到着した時は他の入国者がまったくいなかったが、このイスに座らせられたらどのくらい時間がかかるのだろうか……

入国手続きはその便の搭乗客がひとかたまりになって行われるようで、全員の書類チェックが終わると防護服の職員に先導されて先に進んで行く。

さらに途中で、検温や再度の書類のチェックなどが2~3回行われた。

イミグレーションカウンターのすぐ手前では職員がスマホでデータらしきものを見ながら書類と突き合わせていたので、COE登録時の内容との整合性をチェックしたのだろう。

イミグレーションカウンターでの手続きは以前とまったく同じ(顔写真撮影だけで指紋の採取はなかった)だ。

パスポートを返却してもらって先に進むと、両脇に柵が置かれた細い通路が続いておりそれに沿ってしか進めないようになっている。

そのまま先に向かうと、そこは搭乗便のジップエアZG051便の預け入れ荷物が出てくるベルトであった。

ベルトの周囲には、すでにカートが間隔を空けてずらりと並べられておりあちこち動かなくて済むようになっていた。

しかも、自分がここに着いた時にはすでに預けていた荷物が回っていて、カートに積み込んだらあっという間にロビーに出ることができた。

ロビー出口の手前には飲料水のボトルが置かれていて職員からすすめられたので、1本いただいた。

ロビーに出るとホテルのボードを持った人達が立っていたが、自分の時はすぐに職員が寄って来て泊まる隔離措置施設(ASQ)を聞かれ、そのまま外のワンボックスカーまで案内してくれた。

スワンナプーム空港から隔離措置施設に向かう車

写真では見えにくいが、運転席との間にはビニールシートが張られている。

車に乗り込むと、案内してくれた職員と車の運転手から写真を撮影された。

おそらく、「間違いなく隔離措置施設(ASQ)に向かう車に乗せました」という証拠になるのだろう。

他の到着便が重なっておらず前に人がつかえてなかったからか、飛行機を降りてから隔離措置施設(ASQ)のワンボックスカーに乗るまで30分もかからなかった。

あまりにスムーズすぎて、途中で写真を撮影しているヒマがまったくなかったくらいだ。

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