チェンマイ東部郊外、土産物店が並ぶボーサーンやサンカムペーンへと向かう国道1006号線を途中からかなり奥に入ったところにある、チェンマイの裕福でオシャレな人たちの間で最も人気のある隠れ家的レストランのひとつ「ミーナー・ライス・ベイスト・キュイジーヌ」。
店のあるソイ(路地)は、このレストランができて以降山岳民族の布を使ったオシャレな洋服を売る店や手づくりのファッション雑貨、工芸品を製造販売するクラフトショップがどんどん造られて現在はアートビレッジの様相を呈しており、土曜日曜は「チャムチャー・マーケット」という名で定期市が開催され大変なにぎわいを見せている。
先日レストランに食事に出向いたところ、このチャムチャー・マーケットで今日2019年11月8日から12日まで「Tonyon On Craft Street」という名のイベントが開催されるというチラシをいただいた。
昨夜は激しい雨が降り、今日も雲が多くいつまた降り出してもおかしくない空模様ではあったが、土曜日曜はおそらくすごい人出になると思われるので、初日の今日早速出かけてみた。
イベント会場となるソイ(路地)の入口は、木で作った門と古い自転車で飾られていた。
イベント名を掲げた入口近く。
中に進んでいくと、平日にもかかわらずかなりの人が出ていた。
普段の定期市でもここに来ている人たちはオシャレな出で立ちなのだが、今日は特に民族衣装を身にまとっている人が多かった。
会場には土曜日曜の定期市にいつも出ている店も多かったが、普段に増してアパレル系の店が目立っていた。
普段チェンマイで生活している自分からすると、ここで売っている商品はかなりいい値段のものが多いのだが、その分モノ(質)もいいように感じる。
そして、何よりも売ってるものも売り方もセンスがいいんだよな。
ちなみに、すぐ上の写真に写っている立派な髭を生やした男性はラーンナー文字の大家として地元ではかなりの有名人で、大学などで教鞭をとっているそうだ。
ここではラーンナー文字やデザインをあしらったTシャツやバッグを売っているので、チェンマイ土産には好適だと思う(普段の土曜日曜も出店している)。
イベントということで、飲食物を売る店も多く出ているので、食事がてら訪れるのもいいと思う。
特別なイベントなので、ミニコンサートやワークショップも開かれるようだ。
公共交通機関が通るような場所ではなく、自前の足(自転車、バイク、自動車……駐車場もある)がないとアクセスが辛いが、ローイクラトンでチェンマイに旅行に来ている、あるいはこちらにお住まいで興味のある方はぜひ訪れてみてはいかがだろうか。
個人的には、かなりおすすめだよ(^^)
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