あくまでも参考程度としてお考えください。
どんなコース?
チェンマイの東北部から北部郊外にかけて、チェンラーイに通じる国道118号線とファーン方面に向かう国道107号線にはさまれた地域にあるサンサーイとメージョーの街を訪れる約2時間のドライブコース。
どちらの街もチェンマイからそれほど離れていないため、道中のどかな北タイの田舎の風景を満喫……というのはむずかしいが、距離が短くてアップダウンもほとんどなく、道路もよく整備されて広くて走りやすいので、チェンマイが初めての旅行者にも安心だと思う。
ちなみに、サンサーイ周辺は欧米人の長期滞在者に非常に人気のあるエリアで、またメージョーはとても大きな大学がある若者の街なので、彼らをターゲットにしたカフェやこぎれいなレストランなどが道中にはずっと続いていて休憩や食事にはまったく困らない。
ルート解説
チェンマイ市内中心部のピン川にかかるナコンピン橋(地図上の出発点)から、ケーオナワラット通りを北東に進む。
マコーミック病院、中長距離バスが発着するアーケード・バスターミナル(入口)を右手に見ながら2kmほど行くと、スーパーハイウェイ(国道11号線)とのサーンデク交差点にぶつかるのでそのまま直進する。
道は片側4車線のチェンラーイまで続く国道118号線となり、交通量が非常に多くなる。
約1kmのところにある第2環状道路(国道3029号線)との大きな立体交差点を過ぎると200mほど先に「←San Sai ↑Doi Saket」と書かれた大きな緑色の標識が取り付けられた歩道橋をくぐる。
そのすぐ先、左側にタラート・サームイェーク(三叉路市場)のあるその名の通り信号のついた三叉路があるのでそこを斜め左へと入っていく。
片側2車線の国道1367号線は、しばらくの間両脇に商店や住宅が続いているものの交通量は国道118号線よりも少なく走りやすくなる。
およそ3kmで第3環状道路(国道121号線)との交差点にぶつかるで、そのまま直進。
しばらく行くと道は片側1車線になり交通量もさらに減って快適なドライブとなる。
右にサンサーイ警察署を見やった後あたりから道は細かなカーブが連続するようになり集落へと入っていく。
ここはサンサーイ・ルアンという村で、役所などが多く集まっている。
この村を抜けると道は再びまっすぐになり両脇には田んぼなども広がっている。
およそ3km進むと、右側に大きなタラート(市場)のある集落に着く。
ここが、サンサーイの最奥部ということになるだろうか。
市場の向かいの道の左側に「←1367」という標識とロータスエクスプレス(ミニスーパー)があり、そのすぐ先に十字路(パームアット交差点)があるのでここを左折する。
ちなみに、右折すると道は交通量が少ないのんびりとした田園地帯の中を進みドーイサケット手前の国道118号線に出ることができるが、途中の標識は英語がないものがほとんどなので、タイ語が読めないと道に迷うかもしれない。
十字路を左折すると、片側1車線だが側道のついた広くて路面状態もよい道になる。
道路脇には大きな木が立ち並び、その向こうには田んぼや畑が広がっていて、牛がのんびりと草を食んでいたりする。
3kmほど進むと道は片側2車線になり信号のついた交差点に出る。
信号を右に曲がると、メージョーゴルフリゾートというゴルフ場がある。
信号の先は小さなアップダウンがあり、正面には天気がよければドーイステープ山系の姿をのぞむことができる。
少し行くと、右手にはグリーンのフェンスが続き、ところどころに大きな建物があるメージョー大学の広大な敷地が広がっている。
大学の小さな門を過ぎると「←Chiang Mai →Phrao」という大きな看板が見え、国道1001号線との交差点にぶつかる。
そこを左折すればそのままチェンマイに戻ることができる(約13km)が、国道1001号線は片側3車線あるような自動車がバンバン通る道で途中はあまり楽しいとは言えない。
余裕があるようなら、信号を右折して約3.5km進んでメージョーとメーリムを結ぶバイパスの国道1260号線へと左折し(左側に大きなサンサーイ病院があり目印になる)、2.5kmほど行くとピン川にかかる橋に行き着くので、橋を渡らずに側道に入ってピン川左岸を走る道に出てから左折、流れに沿ってチェンマイ市内に戻る、というルートがおすすめだ。
ピン川左岸のドライブコースについては、こちらを参照してほしい(記事とは逆方向に進む)。
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