チェンマイで今住んでいる家のダイニングキッチンには、壁にくくりつけの小さな食器棚が2個所についている。
カミさんと2人暮らしなので使う食器といってもたかが知れており容量的にはぜんぜん余裕で、ひとつのほうはコーヒー豆やお茶の葉、パスタなどを入れるストッカーがわりに利用している。
で、もうひとつの棚に集中して皿やどんぶりなどを入れているのだが、特に乾季は家の中に砂ぼこりなどが入ってくるため、棚板の底がすぐにざらついてしまう。
その対策として、これまでは下にキッチンペーパーを敷いていた
砂ぼこりを防ぐ、という目的だけであればこれで十分で、汚れてきたら捨てて新しいキッチンペーパーを敷けばいいので手軽ではあるのだが、見栄えはよくないし、何より皿を取り出す時にキッチンペーパーも一緒に滑り出てきてしまい、そのたびにまた敷き直すという作業がことのほか面倒くさい。
なので、日本に一時帰国した時の「買い物リスト」に食器棚用のシートを書き加えておき、実際に戻った時に自宅の近くにあるダイソーに行って売場を見たところ、まさにピッタリの商品が見つかった。
その名もズバリ「ずれにくい!食器棚シート」だっ!
「出し入れしてもシートがずれにくい!」って、まさに希望していた通りのものだ。
防カビっていうのも、チェンマイ(タイ)では必須の機能だし。
ハサミで簡単に切ることができる
食器棚のサイズは測って来なかったので、とりあえず2つ買ってチェンマイに戻るスーツケースの中に放り込んでおいた。
日本に一時帰国してチェンマイに戻る時はたいてい1人40kgくらいの荷物になるのだが、この手のアイテムは軽いしかさばらないし、ぜんぜん困らないのもいい。
そして、チェンマイに戻って少し落ち着いた頃に、食器棚の中をまずきれいに水拭きしてからこのシートを敷くことにした。
まずは、シートをそのまま置いてみる
微妙に奥行きが余ってしまったが、わざわざハサミで切るほどのこともないだろうと思いこのまま使うことにした。
実際に皿とかを入れたところ
ちなみに、使っている食器(左下の持ち手のついた大きなコーヒーカップのようなものを除く)はすべて鳥の絵が描かれているのが特徴の、チェンマイから100kmほど南に行ったところにあるラムパーンの特産品だ。
食器棚の中ではこんなものも使っている
棚の中は2段に仕切られているのだが、それでも1段の高さがありすぎて食器をたくさん重ねて収納することになってしまう。
そうすると、下のほうにある皿とかを使いたい時はただでさえ重たいラムパーン製の食器をたくさん重ねたものを取り出さなければならず、面倒くさいことこの上ない。
なので、これも一時帰国の時にニトリで買って来た重ね仕切りラックを使っている。
さすがにこれはシートを切らなければならないので、底面の大きさに合わせてハサミを入れた。
こんな感じになった
上にボウルを置いてみる
キッチンペーパーと同様に時間がたてば砂ぼこりなどで汚れてはくるだろうが、ひとつ110JPY(税込)だったら気兼ねなく使い捨てにできる。
チェンマイにもダイソーは数店舗あるのでそこでも売っているかもしれないが、価格は60THB(約235JPY)。
日本の2倍以上になり、チェンマイなら軽くランチが食べられちゃう額に相当するのでちょっと躊躇してしまう。
申し訳ないが、日本に定期的に一時帰国する予定があるとチェンマイ(タイ)のダイソーでは買い物する気にはならないなあ。
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