16世紀の書物にも登場する廃寺 ワット・チェディ・プローン

チェンマイにある廃寺、 ワットチェディプローン概観チェンマイの廃寺をたずねて
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市内北部、チャーンプアック門からチョータナー通り(国道107号線)を北に進み、タニン市場のある交差点を通り過ぎて300mほど進んでタイ様式の屋根の付いた歩道橋の先の、廃寺の名を冠したその名もチェディ・プローン通りを入っていったところにある、比較的大きな廃寺。

 

寺院の歴史は古く、1545年に著された「ヨーノック年代記」にも登場する。

ジラプラパー王女支配下の時代、この寺院はチェンマイという都市の境界線上に建っていたと考えられており、ギヨウ族(タイヤイ=シャン族)がチェンマイに攻め込んだが、その起点となったのがこの寺院であったと記されている。

また、寺院名のプローン(ปล่อง)は「竹の節と節の間=すき間」という意味で、これはチェディのすき間に仏像がはめ込まれていたことから名づけられたと考えられている。

 

チェンマイにある廃寺、 ワットチェディプローンの上部

 

廃寺の中では整備がよくされており、通り沿いには塀が作られ、基壇の周りにも植物が植えられ、南側には釣鐘がぶら下げられている。

 

チェンマイにある廃寺、 ワットチェディプローンの仏像

チェンマイにある廃寺、 ワットチェディプローンの釣鐘

 

 

敷地面積は非常に広く、ウィハーン(本堂)などがあった部分も土地としては残っているものと思われる。

形として現存しているのはチェディ(仏塔)だけで、四角形の2段になった第1の基壇の上に円形の第2の基壇部分が5段、さらにその上に仏像を収めるルアンタートゥの部分が6段にも重ねられており、なかなかユニークな姿をしている。

このルアンタートゥが「プローン」と称されたのだと思われる。

チェディの北側には井戸の跡もある。

 

チェンマイにある廃寺、 ワットチェディプローンの井戸の跡

 

チェディそのものもかなり修復が行われており、ロケーション的にはあまりよくないが訪れる価値のある廃寺だと思う。

 

すぐ南側には、廃寺の別名を冠したワット・チェンチョームという真新しい寺院が接して建っており(廃寺の西の小道を入っていく)、本堂は日中開放されているので合わせて訪れるとよい。

 

チェンマイにある廃寺、 ワットチェディプローンの隣にあるワットチェンチョーム

 

チョータナー通り(国道107号線)とスーパーハイウェイ(国道11号線)とが交わるのクワンシン交差点から前者を南に300mほど行き、チェディ・プローン通りを西に入って300mくらい進んだ左手

 

 

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