サワディーチャオ(สวั๋สดีเจ้า)は、チェンマイ語の女性の挨拶(標準語はサワディーカ)です
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【チェンマイで暮らす】クイッティオ(タイヌードル)の店で使う寸胴鍋を買う

チェンマイで購入したクイッティオ店用の寸胴鍋 こぼれ話
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頻繁にランチを食べに行っているクイッティオ(麺)の店にいつも通り出かけてみると、お休みだった。

定休日の日曜日以外は休むことがない店なので、「あれ~っ、どうしたのかなあ」と思って中を見ると、店主のおばさんがいたので「今日は特別にお休みなの?」と声をかけてみると「あら、せっかく来てくれたのにごめんなさいね。鍋が壊れちゃったので今日は臨時休業なのよ」という答えが返って来た。

おばさんが門扉を開けてくれたので店内に入ってみると、鍋を見せてくれた。

かなり年季の入った鍋だ

チェンマイのクイッティオ店の古い寸胴鍋

パッと見にはどこが壊れているのかわからず不思議そうな顔をしていたのか、おばさんは「ほら、見てごらんなさい」といって鍋の中に水を入れ始めた。

あ~っ、水が仕切りの底から隣に流れている!

チェンマイのクイッティオ店の壊れた寸胴鍋の底

大きな寸胴鍋は仕切りによって区分けされていて、それぞれの場所で麺を茹でたりスープを作ってストックしたりするようになっている。

その仕切りは寸胴鍋の底とはんだ付けのような形で接合されているのだが、それが長年の使用ではがれて(溶けて?)しまったのだろう。

聞いてみたら、この鍋自体は店主のおばさんが自分で買ったものではなく、クイッティオ(麺)の店を始める時に知り合いから譲り受けたのだそうだ。

自分が知っているだけでもこの店がオープンしてから4~5年はたっているので、鍋はそれ以上使い込まれていることになる。

それじゃあ、壊れてもしかたないかもね。

「で、どうするの?」とおばさんにたずねると「ちょうど今から新しい鍋を買いに行くところだ」と言う。

一般家庭用の鍋は自分も何回か買ったことがあるが、商売で使うクイッティオ(麺)屋用の鍋というのは買ったこともなければ売っているのを見た記憶もない。

これは面白そうだ、と思い同行させてもらうことにした。

向かったのは、市内やや北部のチャーンプアック(白象)・バスターミナル近くだった。

チェンマイ市内にあるステンレス製品の店
チェンマイ市内にあるステンレス製品の店の寸胴鍋

寸胴鍋も売られているが、換気用のダクトのようなものや雨どいのようなものが中心のステンレス製品なら何でも扱っている店のようだ。

店の奥のほうは作業場になっており、2~3人の男性がなにやら作っている最中であった。

製造直売だ。

おばさんと一緒に寸胴鍋を見てみたのだが、あまり小さなものは得意でないのか全体的に作りが雑で、素人の自分が見ても「これはまたいつ今の鍋のように水漏れしてもおかしくないかも」と容易にわかるようなできばえだ。

おばさんも気に入らなかったのだろう、結局ここでは買わずに別の場所へと移動となった。

次に向かったのは、サンティタムと呼ばれるエリアにある店だ。

チェンマイ市内にあるディスカウント雑貨店

先ほどのような業務用製品の製造直売ではなく、チェンマイ市内の至るところにある安物のプラスチック製の家庭用品や小物雑貨などをゴチャゴチャと並べて売っている店だった。

店を入ったところにはプラスチックのカゴが所狭しと並んでいる

チェンマイ市内にあるディスカウント雑貨店の店内

「こんな一般家庭用品を売ってるようなところで、クイッティオ(麺)屋用の鍋なんかあるのかな???」と思っていると、おばさんは店の奥にずんずん進んでいく。

すると、鍋がたくさん並んでいる一角があった

チェンマイ市内にあるディスカウント雑貨店の鍋売り場

棚の一番上に大きな段ボール箱がいくつか置かれており、どうやらそれがクイッティオ(麺)屋用の鍋のようだ。

おばさんは店員にそれを下におろすよう言って、段ボール箱の中味を確認して「これならだいじょうぶでしょう」と行って、あっという間にレジへ持って行ってしまった。

あまりの早業に、こちらは写真を撮るひまもない。

買って店に持って帰ってきた鍋

チェンマイで購入したクイッティオ店用の寸胴鍋概観

seagull(カモメ)というブランドで、一般家庭用の鍋もスーパーなどに行けば普通に売っているメーカーだ。

貼ってある紙の一番上には「クイッティオ(麺)用鍋」と書かれている

チェンマイで購入したクイッティオ店用の寸胴鍋の説明書き

鍋の中をのぞいてみる

チェンマイで購入したクイッティオ店用の寸胴鍋の内部

最初の店で見たものよりもはるかに作りがていねいで、これなら水漏れの心配もないだろう。

しかし、こういうクイッティオ(麺)屋用の業務用鍋がその辺の雑貨屋で売られているというのがすごい。

それだけ需要がある、すなわちクイッティオ(麺)屋を始める人がたくさんいるということなのだろう。

確かに、この鍋とガス台、それに少しのどんぶりや食器があれば、とりあえず店の格好は整ってしまうよね。

明日からまた店を開けるというおばさんに挨拶をして別れたが、もうランチの時間はとっくに過ぎてしまっていた。

でも、気分はすっかりクイッティオ(麺)なので(笑)、バイクで別の店へと急いで向かったのだった。

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